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生クリームを絞っている
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生クリームなどの乳製品を一切使用せず、ココナッツミルク缶のみで作るフワフワのホイップクリームのレシピです。

乳製品を控えてる方、アレルギーや不耐性で食べられない方、ダイエット中で生クリームは敵だ! という方にも、安心して食べていただけます。

ココナッツミルクで作りますが、泡立て空気が含まれることでココナッツ独特の香りはかなりやわらぎます。
私は、甘みを加えないで作るのが好きです!

私のお店では、もう少し色々と材料を加えて、工程も複雑に作っているのですが、スーパーでも手に入る材料で、かつ簡単に作れるこちらのレシピを、クリスマスシーズンも、そこはかとなくステイホーム中の皆様に試して欲しいな〜と思いしたためます。

うまくいけば、普通にケーキのデコレーションもできます。

いちごののったホールケーキ



道具は、電動泡立て機があれば作れます。
腕の筋肉に覚えがあれば手動でも良いですが、私は地獄をみたので電動泡立て機を使いましょう!(2000円くらいで、けっこう良いのが売ってます!)

乳不使用で作るふわっふわのホイップクリーム

■材料

  • ココナッツミルクorココナッツクリーム 1缶

  • 緊急用片栗粉 大さじ1

  • メープルシロップ や蜂蜜などの甘み 大さじ2まで(入れなくても良い)

    ココナッツミルクは、絶対にグアーガムなどの乳化剤や増粘剤が入っていないものを使いましょう。入っているとうまく行きません。

    5号サイズ(直径18cmくらい)の丸型ケーキには、ココナッツミルク缶2つくらいあると十分な量が作れます。

■作り方

  • (下準備)準備は3日前から始まります。ココナッツミルク缶を逆さまにして冷蔵庫に入れておきます。

    ココナッツの水分と脂肪分を分離して、脂肪分のみを取り出すための工程です。ココナッツミルクは、生クリームに比べて水分が多いので、この水分を取り除き、脂肪の濃度を高める必要があります。

    冷蔵は1日だと足りなくて、私はしっかり3日前から冷やすようにしてから上手に作れるようになりました。
  • 冷え切った缶詰をあけて、固まってる脂肪分のみを取り出します。

    ココナッツミルク缶
    しかし!3日冷やしても、たまに「ハズレ」の缶があって、うまく固まらないものがあります。
    (悲しいことに、今回私がそれに当たってしまっいました…)
    でも安心してください!緊急用片栗粉があれば大丈夫です!

    脂肪分と水分がうまく分離していない「ハズレ」の時は、全ての材料をボールに入れてください。

    分離に成功してたといは、脂肪分だけ取り出して、少しだけ常温に出して柔らかくしておきます。
  • 電動泡立て器で攪拌します。ここで、「ハズレ」の缶だった方は、片栗粉を投入しましょう。
    根気よくフワッとなるまで攪拌します。

    片栗粉を計量している
    (ハズレだった私は片栗粉を豆乳するの巻。)

    甘みを入れる場合は、少し泡だててふんわりなりかけの頃に投入します。
  • 好みの固さになったら完成です。
    なかなか固くならない という時は、再度冷蔵庫に入れて少し冷やして、泡立てるとしっかりとツノがたってデコレーションできる固さになります。

    うまくいけば、こんなふうにナッペしたりしぼってデコレーションもできます。

    ナッペをしている
    ケーキに生クリームを絞っている

■レシピ動画

■ひとくちメモ

  • 片栗粉入れてもうまくいかない…悲しいながら稀にあります。
    でも、これは、あなたが上手にできなかったのではなくて、ただ単にココナッツミルクが悪いだけです。
    全責任をココナッツに押し付けて、潔く諦めましょう!
    片栗粉が入っていても、潰したバナナやアボカドと混ぜて冷凍したら、即席ヴィーガンアイスの完成です。
    これ、けっこう美味しいです。
  • 【失敗した時の転用レシピ ヴィーガンアイスクリーム】

    ・ホイップにならなかったココナッツホイップ
    ・バナナorアボカド 1つ
    ・お好みの甘み メープルシロップ や蜂蜜など。なくてもよい。

    潰したバナナorアボカドとココナッツホイップを、お好みの甘みと一緒に泡立て器でまぜます。
    タッパーに流し入れ、冷凍庫で3時間。完全に固まったら完成です。
    上手にできたら、冷凍でストックしておけば使いたい時に解凍してデコレーションできます。
    パンケーキやケーキなどのお菓子にはもちろん、ココアやコーヒーなどにふわっとのせても美味しいですし、無糖で作ればスープに入れても見た目も華やかでおしゃれです。
    アレルギーがあっても、ダイエット中でも、安心して食べられるホイップぜひ作ってみてください。(アイスになるかもしれないけれど、それはそれでいいよね)、